イズミヤでは一年次研修の仕上げとして、単品商品の売上高で異常値作りを目指すゲーム感覚の「仕掛けて売ろう!」研修があります。研修ですが、企画は店舗で実施されます。「仕掛けて売る、そんなこと出来るのかな?」と学生の皆さまは思われるかもしれませんが、入社半年、挑戦体質の今井はひるみませんでした。熟慮の末に「さくさくフライドチキン」を企画。商品選定の理由を聞きました。
今井「この店は、近くにアミューズメント施設があり、季節は10月の半ばでした。フライドチキンは行楽に合うのでは、それをさくさくにすれば…と狙いました」。
成功に向けて動きます。まずは、食材の大量発注。チームプレイのリーダーとして5名のパートナー社員に企画を説明して、加工を依頼します。次に、POP作りに取り組みました。
今井「POPでは、私が実際に食べた感想を訴求しました。プレーン味は『やっぱり人気No.1!!さくっとジューシーな味わい!』、旨辛味は『ビールのお供にも♡♡ピリッと辛いおいしさ!!』、レモン味は『女性に大人気♡♡ほのかにレモンが香る!!』です」。
さらに、「ばら売り」「3本セット」「6本セット」で展開しました。
今井「6本セットがバーレルの丸い容器に入っているので、バラ売りより買いやすいとおっしゃるお客様もいらっしゃいました。この点も、計画通りです」。
フライドチキンは通常の土日で250本ぐらいの売上げですが、今井が立てた目標は土日で1,500本でした。いよいよ当日。まだ、仕掛けは続きます。
今井「売場へ品出しするときに『出来たて出来ました〜』とお声がけをすると『あ、出来たて出てきた』とお客様が反応してくださいました。結果は、目標1,500本に対して、1,800本売れました。日曜日は、翌日に使用する予定だった食材も使わせてもらって。自分で選定した商品が凄く売れていくのが実際に見えて、凄く楽しかったです(笑)」
今井の挑戦は続きます。
「チーフからは、サラダの発注とか、新商品とか、やるかやらないか決めていいと言われています。これから、挑戦していきます。それと、新入社員はお客様目線で見ることが出来る、と言われました。いつまでもお客様目線に立って物事を考えられる社員になることがいまの目標です」。
もしかすると、フライドチキンは好物ですかと聞いてみました。今井は笑顔でこたえました。
今井「フライドチキンは、自分は普段はあまり食べないです。好きなものはお寿司とか、さっぱりしたものです」。
自身の嗜好抜きで、惣菜を商材として見る視点。それは、お客様が求めるものを供給する力につながります。これが、流通のプロフェッショナルです。
「挑戦させてくれる場所」
今井「趣味は旅行に行くことです。ディズニーランドが大好きで、卒業旅行で行ったフロリダのディズニーワールドが印象に残っています。日帰りで大好きなディズニーリゾートに行くこともあります。今年は、2回行きました(笑)」
今井「私自身、就職活動を経験した際に、たくさん悩んだり苦労したことも多々ありましたが頑張れば結果はついてきますし、その頑張りを見てくれている人はいるので、諦めずに頑張って下さい!!」
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