農産、水産、畜産、惣菜、ベーカリー、加工食品、日配。7つの食品部門をとりまとめて作戦を組んだり、ゲームのメイキングを考える司令塔です。守りを固めるゲームにするのか、全員攻めるゲームにするのか。
森田「例えば、食品の客数が落ちてきた、それを回復させるために農産部は野菜という必需品の価格を下げて集客力を高めるとか。売上構成項目の客数、客単価、点単価、買い上げ点数などの指標を分析して、客数は前年比100で計画しよう、その代わり点単価を上げることによって売上を上げるという戦略にしようなどです。点単価を上げるために、グレードの高いものに緩やかにシフトするという戦略をたて、具体化については各商品部に投げます」
販促も仕掛けます。「九州うまかもん市」で九州産の商品を集めてセールをしようと計画した場合、7つの食品部門に投げて、どのような商品を調達して、どのタイミングでやるなど、全体をコーディネートします。また、節分やクリスマスなどの社会催事の販売計画のベースとなる企画を立案します。
森田「節分なら曜日の回りによる与件や販売促進の与件などを総合して客数予測、売上予測をたて、各商品部の打ち出しなどをコーディネートします。新しいトレンドを追い、惣菜とかベーカリーとか即食系の商品を伸ばしていく。生鮮に人をかけて、競合と闘っていく。改装店舗ではマーチャンダイジングに最適化した売場のゾーニング、面積、広さとか。要は、作戦を練る。個々の商品部の情報を統括的に整理・分析する総合窓口として、戦略を常に模索中です」
過去の成功事例には頼らない。そのため、戦略は常に「模索中」となります。
森田が販売促進部に在籍していたときに、宮崎県で口蹄疫が発生して、風評被害で宮崎県産商品が売れなくなりました。森田は、宮崎県応援フェアを実施しました。宮崎県産の商品を集めて販売し売上金の一部を宮崎県に寄付するという企画で、新聞やテレビで報道されて大きな反響を呼びました。そのアイデアは、通勤電車の中でひらめいたものでした。そしてこのとき、森田はイズミヤのスピードを実感します。
森田「電車の中でひらめき、出社してメモ書きにまとめ、上司である販売促進部長に説明すると、部長はそのまま自分を連れて食品の各商品部長を集めて説明し、営業本部長に話を持っていき、午前中には開催が決定しました。やるから、動けと。ちょっと検討するとかはありません。早かったです。イズミヤは自由にやれますが、サークルではないので、提案力が必要です。会社のために、お客様のためいいいと思ったら、ぱっと動いて実行に移せる土俵を作ってくれる会社です」
1,500億円のゲームの勝利の方程式を模索中。解決策がひらめくのは、今日明日の通勤電車の中かも知れません。
「ええもん安い」
森田「子供とあそぶ」
森田「自然体でがんばってください」
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