成次は、8ヶ月前にスーパーマーケットの店長として着任しました。それまでは大型店に在籍し、売れないということを知りませんでした。着任した店は、客数が落ちていました。どうすればいいのか? 成次は、ふと気づきました。「ハーブがないやん」。
成次「ペパーミント、ないやん。パクチーも、ないやん。ハーブがあれば料理も変わってくる。若いお客様には必要なのに」
すぐに手を打ちました。それが、小さな第一歩でした。次に、あるお困り事に気づきました。この店にはサービスカウンターが無いため、熨斗紙を付けたり、ギフト包装が出来ませんでした。「お客様が不便に感じているはず、うちの店でなんとか解消しよう」と、成次はある工夫をします。
成次「包装紙も熨斗紙もないけれど、銘店コーナーで包装済みのものがあります。それを品揃えしました。お客様も、『いままで、手土産を買おうと思ったらバスに乗らなければならなかったのが、便利になった。助かるわ』と」
不便の解消と平行して、楽しみも追求しました。成次はイベントを企画します。交渉の末、京都の老舗・志津屋のパンを京都工場から直送してもらいました。
成次「こんな美味しいものがあるんです、一回食べてみてくださいと事前告知しました。トラックが到着して、ただいま工場から到着しました、とみんなでわーわー言いまして(笑)。待ってはったお客様がわーと寄ってきて。同じサンドイッチでも鮮度がいい。ビーフカツサンドなんか500円ぐらいするんです。それがこんなに売れるの、というぐらいに売れました。やっぱり商品力やなと実感しました」
成次は小学生の頃から、父がスーパーの催事として造花の販売をしているのを手伝っていたそうです。商売人の血統です。大型店時代に、20社前後のメーカーを集めて「大試食会」を企画したこともあります。
成次「お客様が楽しそうに試食され、応援のメーカーの営業の方にも喜んでいただけたことに、私も喜びを感じました」
「陶器市」「108円均一」「泉州タオル」。いま成次は、次は何をしてお客様を喜ばせようと考えることが楽しくて仕方ないようです。
成次「毎日、競合店さんを見に行きます。品揃えの欠落がないか、あちらにないのは、うちに置くと地域の暮らしが便利になります。小売業は、対応業です。いかにお客様に対応出来るか、お客様視点で考えられるかが、お客様満足につながっていくと思っています」
成次が着任してから8ヶ月。客足は戻りました。イズミヤは成次にとって「大好きな元気の源」です。そして、いまではこの町の元気の源です。愛情にあふれた品揃えに、お客様が楽しみながら集まってくださっています。。
「自分にとっては、元気の源です」
成次「趣味はゴルフです。なかなか上達しませんが、スコアに拘らず、毎回楽しいゴルフで発散しています。同僚や先輩の男性社員と一緒にまわり、同じレギュラーティから飛ばして競いあってます!ソフトボールの経験があったので、玉は飛ぶんです。男性と飛距離が変わらないぐらい。どの方向に飛んで行くかは、分かりませんけれど(笑)」
成次「会社勤めは楽しいことばかりでなく、辛いことしんどいことの方が多いと思います。でもその辛さやしんどさは、確実に自分を成長させてくれます。失敗を恐れず、自分の思いや意見をしっかりもって進めば、大いにやりがいも感じられますし、一日一日を大事に楽しく仕事できれば、きっと将来も楽しめると思います。日々気づき、勉強、実行の繰り返しを続けることが大事だと思います」
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